それは、
遊び心
むぐな遊び心
赴くままに、むくむくと膨らむ創造力を「遊び心」と呼びたい。
むぐな「遊び心」が、日常の一幕を、アートシーンへと誘う。
日々のとある瞬間に、心が動き出す。
やさしいシルエット
むぐの個性的な輪郭には、やさしさが宿っている。胴体、取っ手、蓋やつまみ…人の手が触れるパーツの程よい触り心地。それは、作家が何度も何度も手で感触を確かめながら、原型と呼ばれる最初のカタチを生み出しているから。
影を灯す
絵本の中から飛び出したような輪郭が映し出す影は、灯りのもとで浮かび上がる。トップライトの明かり、キャンドルのゆらめく明かり。どちらもいい。むぐから伸び、そこに落ちた影に目を奪われ、あなたの心が動き出す。
どのお皿が共演者?
ダイニングテーブルが舞台となり、主役のむぐを前にあなたは演出家。持っているお皿を全て出して、今日の舞台の共演者を決めていく。今夜のシーンは何にする?ファンタジー?ロマンス?それともミステリー?どんな演出でもどんとこい。主役のむぐは演じる気満々だ。
むずかしい事はしない
この舞台のテーマはじゃがいも。むぐはシンプルな食材がよく似合う。お鍋の中で絵を描くように食材を並べてみよう。旬の食材とオイルと塩があれば、あとはむぐのお鍋に任せておけばいい。
時にはアドリブも
気分に合わせてスパイスを効かせて。間違っていっぱい入れたっていいじゃない。想定外がおもしろい。
そのカタチ、その音、その香り。
その存在が、わたしをここに連れ戻してくれる。
「これ、おもしろい」からはじまる遊び心。
とある瞬間に、心が動き出す。